くつめも
靴と靴下のフィッテング

今回は靴と靴下のフィッテングについて紹介したいと思います。

まず、靴のフィッテングに関してですが
1.踵はしっかりと固定する 「カウンター」と呼ばれるしっかりと踵を支える固い物が入っていると安定します。
パンプスの場合は、踵がちゃんとついてくるということがすごく大切になってくるので、かかとに一番注目してみてください。
2.靴底は広く、安定感がある
なるべく広い方が安定感があります。ピンヒールは最も不安定になりやすいです。
3.土踏まずを自然な形で支える
アーチサポートのある靴の方が足が疲れにくいです。
4.指は靴に当たらず、自由に動く
5.調整可能なひも靴にする
ひも靴は調整が可能なので、ちゃんと締めるだけでフィット感が増します。

次に、靴下の場合を説明します。
1.足を締め付けないもの
2.ずれないもの
3.クッション性の高いもの
4.内側に縫い目の盛り上がりがないもの
5.通気性、保温性に優れているもの
靴下はあまり気にしないと思いますが、靴下の厚みがほんのわずかでも変わると全然フィッテングが変わってきます。
少し靴下のことも意識してみてくださいね~(^^♪


正しい歩き方について

今回は「正しい歩き方」について書きたいと思います。


歩行は人それぞれ癖があり、なかなか正しい歩き方が分からないかと思いますが、基本の歩き方を簡単にイラストを書いたので見ていただければと思います(^^)
1.歩行の初めはまず踵で着地します。そのとき、踵は外側からになります。
2.次に小指付け根へかかります。
3.小指の付け根から親指付け根へ...
4.最後に親指へ歩行になります。
これが正しい歩き方です。
よくみなさんから踵の外側がすり減っているけど大丈夫ですか?と聞かれますが、図で描いたように、歩行の初めは踵の外側からですので問題はないと思われます。
大切なのはそのあとの歩行です。
少し自分の歩き方を意識してみてくださいね~(^^♪


ハイアーチ(凹足)について

今回紹介するのはハイアーチ(凹足)です。


ハイアーチ(凹足)とは足の甲が極端に高く、立位の時には土踏まずの部分が地面に接していない状態のことです。
足の甲が高く、盛り上がってることから甲高と呼ばれることもあります。


症状としては、
1.体の重みを踵や親指と小指の付け根の点で支えることになるので、前足部や踵に大きなタコや角質ができます。
2.前足部と踵への負担が大きいのでふくらはぎや足の裏が疲れやすく、よくつるようになります。
3.地衝撃がうまく吸収できないので足裏だけでなく、膝や腰にも負担がかかりやすくなります。
私もハイアーチぎみなので、足が疲れやすいです(^^;)


改善策として、
1.出来てしまったタコや魚の目は、できるだけ取り除くこと。
2.正しい歩き方をするように意識する。かかとが地面に接触したら足の裏全体をつけるような感じで体重を移動させ、拇指で地面を蹴るようにします。
3.必要に応じて、一人一人に合ったインソールを中に入れる。
当店では靴のフィッテングを見ながら、同時にバランスを整えるので、全体的によくなる可能性があります。
興味がある方はオーダーインソールや中敷調整を行っていますので、ぜひお店に立ち寄ってみてください。